飯塚支部3月例会

飯塚支部3月例会

令和5年3月28日18時30分より飯塚支部9月例会がパドドゥ・ル・コトブキで開催されました。
今回の例会報告は福岡同友会にて景況分析部部長を務められている株式会社筑紫工業 代表取締役 新内一秋さんにご報告いただきました。

報告内容は「コロナ禍での自社の分析と今後の取り組み~景況調査活用していますか?~」
1992年から30年にわたり行われている福岡同友会の景況調査ですが、どのような背景で調査が始まり、途切れることなくこの定点観測が続けられているのはなぜか。会内でもしっかりと把握されていない景況調査の意義や自社での活用法など改めてご報告いただき、その大切さを再認識する良い機会となりました。
新内さんは景況調査の目的を大きく3つ示されました。①経営の自己点検の機会 ②運動課題の材料 ③政策提言に活かす の3点です。これらは同友会の3つの目的にも通じるものであり、景況調査への参加は経営者自身のアンテナを強化するのはもちろんのこと、経営者の生の声を行政などに伝えることは同友会運動にとって大切な事であり、また長年の積み重ねが外部からの期待につながっていると感じます。
グループ討論の中でも変化を敏感に感じ取り、様々な情報から対策を講じている会員の姿が見られました。地域特有の問題から世界、日本の経済情勢まで様々な問題に対して常にアンテナを張っておくことが大事だという事が各グループ討論から感じられました。
飯塚支部ではすでに多くの会員が景況調査の重要性を感じ参加していますが、一人でも多く参加することが自社にとっても同友会にとってもプラスになるという事が再認識できた飯塚支部3月例会でした。

有限会社コンサルティングオフィス
代表取締役 重松 和孝

報告者 地域づくり本部 景況分析部 部長

    株式会社 筑紫工業 代表取締役 新内 一秋 氏 (南支部)

2023年4月6日

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