企業変革塾 第6講

穏やかに、穏やかにと打ち合わせから言い続けていらしたワカナクリーニング店、若菜さんに今月の講師をお願いしました。テーマは、Ⅲ人を生かす経営の実践 ②共に学び共に育ちあう社風づくりです。

若菜さんの会社組織は文鎮型をしています。代表の若菜さん、その下に社員さん1名そして他20人以上の本店ほか各店舗で働いている方はパートさんです。80歳を超える方も現場で働いています。

若菜さんは上場会社に勤めていたのを辞めて三代目を継がれた時には最低の自分だったそうです。
技術的な面では全国の名の知れたクリーニング屋さんを訪ねて教えてもらっていたので自信もありましたが、その当時の自分は思い通りに人を動かしたいばかりで、しょっちゅう怒っていたそうです。

人は権力では動かない、感情で動く。信頼がなかったら言うことをききたくない。正しいは正しいことではなく、仲がいいということが正しい。
ピリピリイライラをなくしたい。答えは自分の中にあるのだから自分を変えるしかない。
店舗が分かれているので、その中での情報共有の手段を考え、とにかく話を聞き、穏やかさを保ち一貫性をもつことでバランスを取っていく。
信頼残高というものがあるならば、それを高くしたい。

やり方を決める時も、「みんなで」決める。「社長は決めない」「プロセスが大事」「どれも正しい(グレーゾーンをあえて作る)」と、それで大丈夫なのかとも思いましたが、何かが起こった時に、責めずに改善徹底を考え、履歴を残していく生きた仕組みとなっています。
企業理念である成長は人としてお互いを尊重し、感動をあたえる仕事をすることであり、穏やかであることがその基本となっているのです。

社員さんの実力は、社長の実力、自分に信頼がないのは自分に魅力がないということであり、社風づくりは自分づくりではないかという言われた言葉が胸に響きました。

企業変革塾では報告の後に、ステップ2の対応項目を書き込むことで自社をふりかり、グループディスカッションで確認していきます。
来月に向けての行動や考え方を確認して次に生かしていきます。

今月も懇親会は同じ場所で行われ、ディスカッションは続き、実りの多い時間となりました。