経営指針書「我社の場合」 福岡安全センター㈱ 代表取締役 内山守太 氏

『会社の羅針盤』。みんなが一緒に一丸となって進むための目標。

 

 福岡安全センター株式会社 代表取締役 内山守太 氏

<業務内容>

健康・福祉型緊急通報サービス、電話健康医療相談サービス、にこにこステップ運動教室、AED販売代理店、夜間対応型訪問介護、機能訓練特化型介護予防通所介護

指針書インタビュー 内山さん 経営理念

経営理念

【経営理念(志・全社員で共有するもの)】
会社は社員を守る。社員は家族を守る。

【ミッション】
◎私たちのターゲット(目標)
一.一人でも多くのお客様へ、安心・安全・健康・信頼のサービスを提供
一.会社の繁栄、社員とその家族の幸福、地域社会への貢献

◎私たちのコミットメント(約束)
一.まごころ、丁寧、思いやりが原点です
一.いつも有り難うの心とともに生きています
一.笑顔で、明るく、元気で、素直に挨拶します
一.約束は必ず守り、責任を持って行動します

◎三つのない
一.嘘をいわない
一.他人(ひと)を悪くいわない
一.言い訳をしない 

今回は福岡市中央区天神で福岡安全センター株式会社を経営されている、内山さんにインタビューしました。内山さんは同友会に入会後の5年間ほどは、例会や行事等にほとんど出られていませんでしたが、同友会の釜山研修旅行に行かれたことがきっかけで、会員同士の懇親が深まって例会にも出られるようになり、あすなろ塾や指針書作成セミナーにも参加されました。そんな内山さんに自社の経営指針書について話していただきました。

 

【作成前の段階】

経営指針書作成のきっかけは?

会社を創業する前に、自分なりに創業したらこういう会社にしたい、自分が嫌だと思ったことは社員にはさせないと思っていることがあった。そのことは社内では公表していなかったが、5年前に社内で波風が立っているときに、自分の思いを経営理念(ミッション)にしてみんなで朝礼の時に読んだらいいなと思った。それ以来、毎日の朝礼で唱和している。

作成するにあたって、どんな方に影響をうけましたか?

同友会の例会で東支部の金川俊一氏(㈱ビックロード)の発表があったときに、レジメに記載されていた経営指針書の中の『三つのない(嘘をいわない、他人(ひと)を悪くいわない、言い訳をしない)』は、金川さんに許可を得て、経営指針書に付け加えて使わせて戴いています。

 

【作成の段階】

作成指導は受けましたか?あすなろ塾や指針書作成セミナーに参加されましたか?

あすなろ塾にも、指針書作成セミナーにも参加して、既に作成され実践されている先輩・先生方に親切で丁寧な指導を受け、曲がりなりにも作成することが出来ました。事務局はじめ先生方には大変感謝しております。

経営指針書を作るときに工夫したところは?

指針書を作るときに、「経営指針書」の事例集が記載されている本をいっぱい購入しました。『経営計画書作成マニュアル(古田土会計)』など。

 

【作成後の段階】

経営指針書を作って感じた事など、ご自分の中で起きた変化はありますか?

各グループ別の営業目標を網羅した経営指針書は平成23年に初めて作ったが、社内への浸透が難しかった。(写真には写っていませんが、A4サイズの2穴リングで綴じた分厚いものです。)社員自身が自分のものに落とし込んで実践するのが難しかった。

作るときに、かなり時間をさいてエネルギーを使ったが現場ではあまり使えなかった。形式にとらわれてしまった。今のところ、一枚だけを拡大して、みんなが朝礼で読み上げられるようにしている(写真の経営理念(志・全社員で共有するもの))。グループリーダー会議を毎月やって、グループの現状報告と売上げ報告・目標だけを発表しているが、最近は経営指針書の細かいところの落とし込みまではしていない。指針書を作成して3年間はこのような感じで、これからはもう少し時間をかけて社員を中心に作成できるように落とし込んで、来年(平成27年度)から、経営指針書を作ってみようと思う。

①     経営指針書を作って、会社で起きた変化はありますか?(社員の意識の変化や業績の変化、社外取引先など)

最初はスタッフの経営に対する意識が薄く、受け付けなかった。今は徐々に浸透してきているかなぁ。それでもリーダーまでで、それより下の社員までは浸透していないので、まだ経営陣の思いが正確に伝えられてないような気がする。福岡未来塾で学んだ「常に考える」を社内に浸透させて、部門計画などみんなで作れるように仕向けられるようにしたい。そうすると地についてくると思っている。

②      経営指針書の存在感や重要性など、経営指針書に感じるものはありますか?

社員間に「派閥」はできてないような気がする。ミッションを共有するということで、問題が起きる「きざし」があったときなどは、自然に分かるから、個人面談をするようにしている。いきなり面談ではなく、2~3週間後に面談すると告知して、全員30分くらいずつ会社や社員間で不満がないか聞くことで、不満のガス抜きにもなると思います。面談で出た提案は、「お金のかからない提案」はすぐ実行する。良いサービスするには社員の笑顔が大事なので、全員でミッションを毎日唱和して、良い社内環境にするために頑張っています。

 

【皆様へのメッセージ】

③      経営指針書を作成していない方へのメッセージをお願いします。

ないよりはあった方が絶対に良い。一言でもいいから。何か(問題が)あると、ミッションの文言を使って改善を促す。ミッションに対してこれを実行するにはどうしたらいいか?自分自身で考えてもらう。(常に考える。写真参照)とりあえずは、会社が進むべき方向について、共有できる一言(ミッション)があれば、社員が一丸となれるので、一行でも良いから作成した方が良い。

社長ひとりしかいない会社でも、自分の創業時の情熱と夢を書き出した方が良いと思う。

指針書インタビュー 内山さん 壁に貼った「常に考える」

壁に貼られた「常に考える」

④      自社の経営指針書の特徴 (指針書とは、一言で言えばどのようなものでしょう?)

『会社の羅針盤』。みんなが一緒に一丸となって進むための目標。

あすなろ塾・経営指針作成セミナー

2014年11月21日