寿司職人から転身!こだわりぬいた一杯をつくる。~「かほラーメン」の魅力~ 有限会社フーデスト

「美味しかったよ!」から始まった飲食業への道
有限会社フーデストは、嘉麻市と桂川町でラーメン屋「かほラーメン」を営む会社です。代表取締役の砂田さんは、高校時代に飲食業でアルバイトをします。そこでお客さんから、「おいしい」といわれたことをきっかけとし、飲食業で働くことを決意します。最初は寿司職人として働いていましたが、先輩がフランチャイズで行っていたラーメン屋さんの跡地を引き継ぐ形で、和食の世界からジャンルが異なるラーメンの道に入ります。フランチャイズ契約を引き継いだわけではないので、ラーメンについては、今までの和食職人としての経験を活かしながら、ラーメンを作ってきました。長年慣れ親しんだ和食の世界からラーメン店へ転身するにあたり、これまでの経験をどういかしていくか試行錯誤の連続でした。その原動力は、美味しい一杯で人を笑顔にしたい、という原点の想いでした。現在はラーメン2店舗と野菜ラーメンをメインとした通信販売の2つの柱で経営をおこなっています。

和食職人だからできる豚骨ラーメン
かほラーメンのラーメンは、和食で培った出汁のノウハウが活かされており、いわゆる豚骨臭はするものの決して強いものではなく、飲んでみると意外とあっさりとしているスープにしあがっており、最後の一滴まで飲み干せる味を追求しています。スープだけではなく、麺も自家製です。もともと製麺会社から仕入れていましたが、製麺会社が廃業するのにあわせて、自家製麺づくりをはじめました。スープ以上にノウハウはなかったのですが、製麺機メーカーから作り方を聞いて、自身が納得する麺を作れるようになりました。
またサイドメニューとして絶大な人気を誇るのが「からあげ」です。ここにも和食職人としてのノウハウが活かされており、外はサクッと香ばしく、中はジューシーで肉汁があふれ出すからあげで、ラーメンと一緒に食べてもお互いが引き立つ味付となっています。この秘伝のタレを使ったからあげ屋さんもあるくらいで、ラーメンと並ぶ看板商品となっています。

失敗は成功のもと!?デザインアワード受賞商品開発秘話
ラーメンと言えば、こってりしたものを食べたい。多くの福岡県民はそう思っているのではないでしょうか。実際に砂田さんもそう思っていました。関東に出張して醤油ラーメンをみても、こういうあっさりとしたラーメンもあるんだなと思っていても、あっさりとしたラーメンを開発することはありませんでした。そんな時、スープ釜を空焚きしてしまい、だめにしてしまいます。そこで新しい釜にして、シーズニングという新しい釜をなじませる作業を行いました。この時、野菜くずを使うのですが、そこで出来たスープがとてもおいしそうで思わず口にしたところ、野菜の甘味が味わえるスープになっていたそうです。ちょうど地域の特産である野菜を使った新商品を開発したいという思いと重なり、野菜だけを使ったスープを開発。具も野菜だけにして、原材料が野菜だけの野菜ヌードル「ベジドル」を開発・販売しました。この、野菜をもっとおいしく、たくさん食べられるラーメンは、野菜100%だけでなく、化学調味料や合成保存料・着色料も不使用で、「美味しい!で健康」がテーマのヌードルとなっており、福岡デザインアワード2022で銀賞を受賞しました。

筑豊から世界へ広がる新しいヌードルの未来
カホラーメンを支えてくれる地域の生産者の皆さんやお客さんにより愛される店作りをめざしています。また、ベジドルは催事での販売や、海外にも輸出しており、店舗に来店してくれるお客さんだけではなく、野菜だけでつくったヌードルをたべたいというお客さんにも食べてもらえるよう販売チャンセルを増やしています。研究肌でもある職人の砂田さんは、これからも定番の味から新しい挑戦まで、お客さんに「また来たい」と思ってもらえるよう、これからも一杯一杯に向き合い、新しい挑戦をつづけていきます。

(会社概要)
▶ 創業
 2002年1月
▶ 会社所在地
 嘉穂郡桂川町吉隈205-7
▶ 電話番号 
 0948-65-5224
▶ 従業員数 
 正社員3名 パート2名
▶ 事業概要
心もおなかも満足して頂けるように「かほラーメン」をはじめ2店舗を運営しております。

2026年9月17日

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