【久留米の経営者必見!】AIエージェントが拓く未来!経営AI支援勉強会:第7回開催レポート

久留米市やうきは市など筑後地域の若手中小企業経営者の皆様、日々の業務にAIをどう活かすかお悩みではありませんか?技術革新が目覚ましい現代において、AIの最新動向を把握し、自社経営に役立てることは、競争力維持に不可欠です。
先日開催された福岡同友会りょうちく支部主催の「経営AI支援勉強会」(2025年10月20日開催分)では、今年話題のAIエージェントの活用法が紹介され、参加者は大きな示唆を得た様です。

AIツールによるイメージ

AIツールによるイメージ

経営の未来を担う「AIエージェント」の勃興

講師の柿元氏は、AIの最新トレンドとして、自ら判断し行動する「AIエージェント」の時代が来たと説明。従来のAIが与えられた質問に答えるだけだったのに対し、AIエージェントは深く調べたり、ファイル操作を行ったりして、自律的にコンテンツを生成できると強調しました。このAIエージェントを理解する上で重要な概念が、AIワークフロー(インプット、処理/ジェネレート、アウトプット)であると解説されました。

実践に役立つAIツールの紹介

勉強会では、Google Opal、GenSparkカスタムスーパーエージェント、Google Gemini CLIといった具体的なツールが紹介され、その機能と活用事例がデモンストレーションされました。

Google Opalで業務の自動化!久留米市での「経営支援」の新手法

Google Opalは、日本語での指示だけで複雑な自動化ワークフローを生成できる点が注目を集めました。特に、ギャラリーにあるテンプレートを活用した「ブログ記事ライター」や「ビジネスプロファイラー」のデモンストレーションでは、その手軽さと応用範囲の広さに驚きの声が上がりました。

また新規作成の、領収書の画像からデータを抽出し、Googleスプレッドシートに書き込むカスタムアプリをゼロから作成する手順も紹介。経理業務の効率化やデータ管理の自動化は、経営支援が必要な久留米市うきは市地域の中小企業にとって、大きなメリットとなるでしょう。ただし、Google Workspaceアカウントでは制限があるため、フリーのGmailアカウントでの利用が推奨されました。

GenSparkでうきは市や朝倉市に所在する中小企業の販促戦略を加速!

柿元氏は、Google Bardのツールよりも圧倒的に高速でコンテンツを生成できる「GenSparkカスタムスーパーエージェント」を「すごいスーパーエージェント」として紹介。イベント企画書のWordファイルをアップロードするだけで、SNS投稿文、ブログ記事、Instagram用画像などの販促資料を瞬時に生成する実演が行われました。

久留米で商人塾を受講された方や、創業ロケットなど新しい事業展開を目指す若手経営者にとって、AIエージェントは迅速な情報発信やマーケティングコンテンツ制作の強力なツールとなる可能性を秘めています。ただ、GenSparkは中国製オープンソースであり、共有リンクに制限がないため、個人情報や機密情報の取り扱いには注意が必要であると強調されました。品質は安定しているため、機密情報を含まないコンテンツ作成にはとても適しているとの評価でした。

機密データに強い!「事業継承」にも有効なローカルAIエージェント

PC上で動作する「ローカルAIエージェント」は、PC内のファイル操作やタスク自動化が可能で、ユーザーの「書斎の専属の秘書」のような存在と説明されました。この「ローカルAIエージェント」タイプがPC上のデータを扱うため、機密情報を扱う税理士や専門職、そして 久留米、うきは、朝倉地区で事業継承を控える企業など、既存事業の機密性の高いデータ管理に特に適している可能性を指摘しました。代表的なローカルエージェントとして、Claude Coder、Gemini CLIなどが挙げられます。

AIの未来と継続的な学習の重要性

現在のAIツールには不安定な面もあるものの、「半年後には大きく改善される」と予測。AIエージェントの仕組み(インプット、ジェネレート、アウトプット)を理解していれば、どのツールが登場しても対応できると述べ、継続的な情報収集と試行錯誤の重要性を強調しました。

AIツールによるイメージ

さらに、Google Apps Script (GAS)を用いることで、Google Workspace上のツールをJavaScriptで操作し、より高度な自動化を実現できる可能性も示唆されました。これは、これからの経営において、AIを使いこなすための重要なスキルとなるでしょう。

次のステップへ!AI活用事例発表会と後半カリキュラム

福岡同友会りょうちく支部では、AI活用事例を発表する「卒業式」を11月17日に予定しており、参加者が自社の取り組みを共有する貴重な機会となります。また、下半期のカリキュラムでは、経営データのAI分析やWebマーケティングへの応用など、参加者のニーズに合わせた実践的な内容が盛り込まれる予定です。

筑後地域の若手中小企業経営者の皆様、この機会にAIを深く学び、自社の経営を革新し、未来を切り拓きませんか?次回下半期の勉強会や卒業式へのご参加を心よりお待ちしております。




2025年10月30日
カテゴリー: 支部内塾開催報告 活動報告 タグ: , ,

ryochiku について

福岡県の南部、筑後地方(久留米市東部、うきは市、朝倉市、朝倉郡、大刀洗町)を基盤とする中小零細企業経営者の自主的な集まり、福岡県中小企業家同友会りょうちく支部です。経営改善や事業承継、支部内経営勉強会など中小企業経営者の悩み解決活動の記録を支部役員としてレポートしています。