
8月22日(金)西鉄久留米駅前ハイネスホテルにて開催。
久留米市、うきは市、朝倉市、および筑後地域で事業を営む経営者の皆様。創業や独立後の孤独感、事業継承のプレッシャー、あるいは経営不振や人手不足といった尽きない課題に、日々頭を悩ませていたりしませんか?
商工会議所や銀行主催の経営塾とは少し違う、経営者同士が本音で学び合う場があることをご存知ですか。
2025年8月22日、久留米ハイネスホテルにて、(一社)福岡県中小企業家同友会による体験交流会「同友会を知る会」が開催されました 。今回は、過去最も盛況となったこの会の様子をレポートします。
■ 過去最高の熱気、総勢52名の経営者が集結
今回の「知る会」には、会員35名に加え、ゲストとして15名の経営者や個人事業主が参加しました 。また福岡県の農業指導員の方々もオブザーバーとして参加。会場は、経営に対する真摯な想いを持つ人々の熱気に包まれていました。

このイベントは、単なる名刺交換会ではありません。同友会のベテランと若手、双方の経営者による体験報告や、少人数に分かれてのグループ討論などを中心に行われました。スクリーンには「経営者が共に学び合う勉強の場」という言葉が映し出され、この会の本質を物語っていました。
■ なぜ、ここに人が集まったのか?
結果として。参加したゲスト13名のうち、4名の方々が「入会、または月内確実」という結果に至りました。

実行メンバーによると、この成功の背景には用意周到な準備があった様です。
何より、運営・実行すべてが地元経営者である同友会の会員中心に実施されている事に驚きました。
■ 経営者が本当に求める「学びの場」
一方的な講義形式の経営塾も有益ですが、多くの経営者が本当に求めているのは、同じ立場で悩む仲間との繋がりではないでしょうか。

グループ討論では、創業期の資金繰り、事業継承の難しさ、深刻化する人手不足対策、さらにはAIの活用といった、個社だけでは解決が難しいテーマについて、本音の議論が交わされたことでしょう。こうした生々しい情報交換こそが、経営不振を乗り越えるヒントに繋がります。
■ まとめ:孤独な経営からの脱却
今回の「知る会」は、久留米・うきは・朝倉などの筑後地域において、経営者が孤独に陥ることなく、共に学び、支え合うコミュニティが存在することを示す象徴的なイベントでした。
主催者の実行委員によると、下半期に開催される新春講演会と併せた「プチ知る会」でも同様に実行される見込みです。
経営の学習に関心のある方は、まずこうした小規模なイベントから参加を検討してみてはいかがでしょうか。