会社訪問 板橋優氏 (有)福創工業 平成27年9月25日

有限会社福創工業を会社訪問しました。自社工場にてインテリア、ディスプレイ、屋内外サイン金物といった、店舗・内装装飾金物等の製作をされています。

今回の会社訪問参加者は約15人でした。まず、板橋氏に工場を案内していただき作業内容を教えていただき、続いて隣接の事務所に場所を移し、会社説明をしていただきました。

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板橋優氏:「会社の強みはアルミとシンチュウの加工、そして銅の溶接が得意です。囲炉裏の枠も銅で作っています。

会社の売りは鉄、ステンレス、アルミ、銅の加工です。小ロットの受注が多く、付加価値も高いです。小ロットなのは、職人さんたちのいろんなものを作りたいという気持ちにもあっています。最近は、社内でいろいろ変化をしている状況です。板橋氏自身も「変化」を楽しみたいなと思っています。

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会長の板橋太吉氏も途中から参加され、お話されました。
会長:「仲畑地区は全国でもめずらしく、50件くらいの工場があり、部材の調達も同じ地区でまかなっています。

機械を買えば、一社でずっと回さなければならないが、同じ地区の会社に利用してもらうことで稼働率を上げています。

大阪の大型案件も短納期で仕上げました。加工精度はすばらしく、角ピンという曲げが非常に難しいのですが、仲畑地区では加工可能です。

大手ができないことを、我々がやっている。これが強みです。」板橋会長は自工場のみではなく、地区の工場全体の視点から考えられています。

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板橋優氏:「営業は飛び込みでやっていました。でも、今は既存のお客様から別のお客様を紹介していただいてます。

最近では、3年くらい前の飛び込み営業で門前払いくらったお客さんからも注文が来ています。」

参加者の佐藤氏からの感想:「会社の強みというのをガツンといえることはすばらしい、完敗です。」

報告を聞いて、情熱のある若い世代が力強く活躍されており、確実に成長と発展を成し遂げられていく印象を受けました。

(報告者:タスクサポート㈱ 岡本健一)

2015年10月19日