皆様、あけましておめでとうございます
旧年中は皆様のご協力により、支部運営を円滑に行い、例会を盛り上げることができました。本年も皆様には、ご協力をお願いすることが多々あると思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、2017年を振りかえりますと、株価においては11月、日経平均が2万2937.60円をつけ、25年10ヶ月ぶりの高値となりました。また12月の完全失業率は2.7%となり、これまた24年ぶりの低水準となっています。
しかし、中小企業の経営はまだまだ課題が多いと思います。中小企業の景況感は、かなり改善してきているとはいえ、大企業と比較すれば低いままです。
ニュースでは2018年1月には戦後最長の景気回復になると言っています。中小企業の経営者には、社員の皆さんが景気回復を実感できる経営が求められています。
また、少子高齢社会は今後ますます進み、消滅する市町村が出てくるなどと予想されています。このことは、地域に根差す多くの中小企業において。売上や労働力の確保、後継者育成といった面において、事業継続性にかかわる重要な問題です。
このように、中小企業を取り巻く環境は依然として厳しく、経営が不振になったからといって、大企業のように政府や銀行が助けてくれるわけではありません。
中小企業の経営者は、すべて自己責任の完全歩合制で生きている存在です。
我々は常に経営を研究し、学び、革新をしていかなければならないのです。
今年も、中小企業家同友会で経営を学び、会員全員で切磋琢磨してよい会社をつくり、よい経営者となり、よい経営環境にしていきましょう。
中央支部 支部長 いちご会計事務所 足立 知弘