末政塾2015 7月

1.時間帯を3コマに分けて、それぞれ以下のカリキュラムで実施されました。
・自己紹介、会社PR、近況報告
・グループディスカッション(経営者の仕事を3~5挙げる)
・将来ビジョンを検討し、発表する。
・質疑応答

2.行われた項目の詳細について
・「経営者の仕事は何ですか?」については、4~5名でグループディスカッションを行いました。
各グループともに「社長がすべき仕事は?社長しかできないことは?」と活発に意見を出し合っていました。
中でも「経営理念を掲げること」「ビジョンを描くこと」「資金を引っ張ってくる」「人材(後継者育成)育成」は、共通した意見でした。
会社のステージによって、経営者の仕事も変化しますので、その点の意見の違いはありましたが、議論する中で共通する項目が出てきました。

・「社長」と「経営者」は、違う。社長は手続き(会社設立登記)を踏めば誰でもなれる。
経営者は、決断する人であり、ブレない人である。経営者は、人がついてきたり、引っ張っていく方。そうなる為に学び続ける必要がある。とのお話がありました。

・経営者の仕事として、「商品サービスを決めること」「戦う場所(どこまで領域を広げるのか)を決めること」「その時々で、どういう陣形(組織体制)で戦うのか、どんな組織をつくるのか、その為にはどんな人材が必要なのか」「どういうプロモーション(チャネル)で戦うのか」「資金をどのように調達してくるのか」を決める必要があるとの話がありました。

・ビジョンは、見えやすくする方が関係者に伝わる。ビジョンが明確であれば、必ずそこにいきつくことができる。しかし、そのビジョンを達成するスピードはマネジメントの差によって違いが出る。とのお話がありました。

・社風が業績をつくる。良い社風をつくる為に企業文化を耕し続ける必要がある。その為には、良い会社の真似をすること。

3.まとめ
・途中、末政先生の愛情溢れるカツもあり、経営者として取り組まないといけないことを再確認する時間となりました。

2015年8月6日