人を生かす経営全国交流会inとくしまが開催されました

 10月20日・21日に「人を生かす経営全国交流会inとくしま」が開催され、全国から300名を超える会員が徳島に集結しました。

 同友会では経営指針書、新卒採用、社員教育、障がい者雇用を四位一体とした経営を推し進めており、このような「人を生かす経営」実践されている会員から報告がありました。

 私は報告や討論を通して人を生かす経営が地域の存続にいかに重要かを学ぶことが出来ました。人手不足だから人を雇うと考えるのが一般的ですが、中小企業にとっては地域に人を残し地域を存続させるという大きな意義があります。若者に選ばれる魅力的な企業になるためには企業の理念や目的、将来のビジョンを明確にし、また社員が支え合い育ち合う風土づくりが大切です。ですから経営指針書の成文化や社員教育に取り組む必要があります。また、障がい者雇用は人を生かす経営の真髄とも言われ、取り組むことで自ずと共育ちの風土が醸成されていきます。障がい者の方が働ける会社こそ誰もが働きやすい会社であり、長く勤めることで会社の戦力になっていきます。

 福岡県は福岡市に限れば他県からの流入が比較的多いですが、他県の会員さんは若者の流出に非常に危機感を持っており、お話を聞いていると企業づくりと地域づくりが強く結びついていると感じました。福岡にいると気付かなかったことがたくさんあり、とても学びの深い2日間になりました。

2022年10月25日

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