糸島支部11月例会報告

糸島支部の11月例会を、Zoomとの併用で開催しました。
テーマ:「学びを信じ実践する会社づくりとは!」 ~ベテラン会員が経営の想いを語り合う~



本日の報告者のかたがたは業種こそ違いますが皆、創業者です。何もない所からの立ち上げでした。
そして今まで、すべて順調だったわけではありません。
報告にもあったように様々な壁にぶつかり、1つ1つ乗り越えてきて、今があります。

経済産業省のHPに掲載されている「中小企業白書」によると、新たに設立された会社や個人事業が1年後に残っている生存率は約72%だそうです。
さらに廃業率などで計算すると、3年後は約50%、5年後で約40%、10年後の生存率は約26%だそうです。
ただしこの廃業の中には、新たな会社を設立して業態が変わったり、個人事業主が法人成りに伴って廃業したケースなども含まれているため、全てが、立ち行かなくなった廃業とは限りません。
ただ、事業を何十年も継続していく事がいかに難しいかを表していると思います。

 また、さまざまな技術の進歩により時代の流れや変化の速度も年々、早くなってきています。
経営も時代の変化に合わせなければ、経営悪化するかもしれません。
変化に合わせるだけでは、間に合わず、1歩、2歩先を想像しながら、事業を変化させなければ、おいて行かれてしまうかもしれません。

さらに近年では、経営者の努力だけではどうにもならないような、新型コロナウィルスの流行や九州北部豪雨などの天災も多くなっています。

 そんな困難な事があっても、会社というものは継続していかなければならない存在だと思います。

もちろん自分や家族を守るため、従業員やその家族を守るため、そして地域経済を発展させるため、ひいては日本という国を子どもたち、孫たちの時代まで存続させるため、です。

 とはいえ経営者も人間です。一人では解決できない事もあると思います。
そんな時、報告者のかたがたは、同友会会員に相談し、自ら勉強し、同友会の重職を経験する中で学んだ知恵を自社の経営に活かし、現在まで会社を存続させました。大変すばらしいと思います。

経営者にこそ、相談できる仲間が必要です。
そんな、相談できる、経営を学べる同友会で、ともに勉強し、一緒に自社を成長、発展させていきましょう。

皆さま、ご清聴ありがとうございました。

2021年12月1日

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です