食べものは明日の未来を創るもの。すべては「美味しい」の笑顔のために。  ―楽しい食卓(株)―

福友愛支部  楽しい食卓(株) 宮成 なみさんを訪問しました!

料理研究家で、ももち浜ストア「旅するホットプレート」でもおなじみの宮成なみさんを訪問させて頂きました。
明るい笑顔とはきはきとした話し方で、とても元気な宮成さん。その場をパッと明るくしてくれる、とても気さくなお人柄です。そのイメージからは想像できませんが、若い頃に大変なご苦労をされておられました。

宮成さん テレビロケも行われる素敵なご自宅にて

田川市で生まれた宮成さんは、16才の時に突然「結節性動脈周囲炎」という難病を発症します。現在の医療では治せない、病気の進行を遅らせるには食事療法と投薬しかないと医師から告げられました。16歳の高校生にとっては、辛すぎる宣告です。
普通の学校生活もままならない中、宮成さんはめげることなく、医師に言われた通りに食事療法と投薬治療を続け、学業はお友達にも助けられながら、無事に高校を卒業します。そして23歳の時にようやく体力が回復し、一人で生活ができるようになります。生活ができるまでになったものの、食事療法は生きている限り、一生続けていかなければならないと思った宮成さん。
ずっと続けていく、つまり継続するには“楽しさ”が必要だと考えました。

闘病生活中におばあちゃんから習った
「美味しいごはんをつくる4つの声」
①お金をかける②手間をかける③時間をかける④知恵をかける

お金も体力もない自分にできるのは、知恵をつかうこと。この言葉を習ってから、ますます料理が楽しくなりました。「楽しくて、”作って食べる”を繰り返しているうちに健康になっていったんです」と笑顔で話してくれる宮成さん。お友達に料理を教えたり、レシピを開発する等の活動をしていくと、瞬く間に評判になります。何とかこの経験をいかして仕事ができないかと悶々と考え始めます。あるとき、自分の想いを書き出して新聞に投稿したことがきっかけで本を出版することとなり、料理研究家の道が開けたそうです。 昔ながらの知恵をつかい、自分の命を守ってもらったお料理だから、これからはこの知恵と料理の楽しさを、多くの方に伝えたい。その想いで起業されました。

素敵なカップで、とっても美味しいチャイを入れて頂きました!

現在はテレビ出演をはじめ、料理本の発行、レシピを掲載したブログ公開などとあわせて、食品開発や販売促進のサポートなど、幅広い分野で活躍されています。最近は、地域特産物の普及や自社商品のブラッシュアップ、販売促進などにも取り組まれています。

楽しい食卓という会社名そのままに、多くの人を笑顔にする、そんなお料理をこれからもたくさん発信してくれそうな宮成さんに、ますます注目です!!

会社名:楽しい食卓(株)
代表者:宮成 なみ
所在地:福岡市中央区薬院2-4-5-9F
創 業:2007年

2022年12月28日

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