社員を思う経営者のためにーくぎた経営労務事務所

 くぎた経営労務事務所の釘田直樹さんを訪問してきました。釘田さんはかすや支部の会員さんで2017~2018年度には支部長も務められました。

代表の釘田直樹さん

お客さんは「社員を大切にする」経営者

 釘田さんは社会保険労務士で、採用や人事評価、労働時間の管理など人事・労務に関する助言、助成金・補助金の申請、行政手続きの代行など、企業の「人」にまつわること全般を請け負っています。以前は助成金・補助金を前面に出して営業することも多かったそうですが、その分、邪な考えで社員をコストとしか捉えていないような経営者も呼び寄せてしまいました。その経験から経営者と社員が共に育つ環境でなければ企業の成長は見込めないと痛感し、今では会社のことや経営者の人となりをしっかり把握した上で、本当に社員のことを思っている経営者だけを手助けするためにサービスを展開しています。

経営者を身近でサポートしたい

 釘田さんは鹿児島県出身でご実家は酒屋さん。働く両親やお店のお客さんを身近に感じながら育ちました。そのためサラリーマンのように誰かに雇われて働くイメージができず、将来は自営業をしたいと思うようになりました。社労士を志したのも、夜遅くまで仕事をする両親を見て、経営者を親身になってサポートできる人になりたいと思ったのがきっかけでした。大学卒業後、社労士の資格を取ってからは地元の行政書士・社労士事務所で経験を積み、2006年に転職して福岡へやってきました。開業するなら営業もできるようにならないといけないと考えたからです。設立されたばかりのコンサルティング会社で身内もコネもないゼロからの出発。テレアポや飛び込み営業など様々なことを経験しました。独立開業したのは2008年。同年に結婚もしましたが、仕事もお金もない状態で、生活のために行政協力等のアルバイトもしました。その中で色んな出会いや支えがあり、徐々にお客さんも増えていきました。

社労士としての引き出しを増やすため

 釘田さんが同友会に入会したのは2012年。社労士として専門知識だけでなく実際の経営体験も蓄積し、顧客の悩みに色んな角度から助言できるようになりたいと考えていました。経営者の生の声が聞ける場所を探していたところ、同友会のホームページを見つけました。ちょうど家の近くで勉強会が開催されると知り、飛び込みで参加。それがかすや支部の例会でした。例会の報告を聞いて「これだ!」と思い入会を決意。同友会は自社の課題や悩み、課題をどのように解決してきたかを素直に話してくれるためとても勉強になっていると釘田さんは言います。

事務所の様子

人を雇いたいならまず労働環境の整備!

 今後ますます人手不足は深刻化し、特に中小企業は社員をいかに定着・成長させるかが大事になってきます。同友会では中小企業は雇用の受け皿と言っていますが、これからは雇用の質を求めていかなければなりません。しかしながら長時間労働の規制、ハラスメント防止、同一労働同一賃金、最低賃金上昇などハードルはさらに高くなっています。「人が来ないと嘆く経営者は多いが、来たいと思える会社になっているのか。人を雇いたいならまず労働環境の整備に取り組んでほしい。」と釘田さんは訴えます。

 世間的にも人を大切にする会社づくりが促進される中、社員のために的確なアドバイスをくれる社労士の存在はより重要になってくると思います。釘田さんの今後益々のご活躍をお祈りしております!ご協力ありがとうございました。(事務局 本村)

会社名:くぎた経営労務事務所
代表者:釘田 直樹
所在地:福岡市博多区博多駅東2-17-5 アークビル205
創 業:2008年
H P:https://kugijimu.com/
理 念:「事業が永く続くための、知識の提供と最大限の知恵を絞ります。」

2021年12月20日

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