人と車がつながる豊かな人生に貢献します!ー有限会社寿モータース

 コロナ禍で中断していた会員訪問に約1年半ぶりに行ってきました!訪問したのは有限会社寿モータースの古澤正也さん。今年度からかすや支部の支部長を務めています。

父と同じ道を志す

 寿モータースは福岡市東区二又瀬にある自動車整備工場です。古澤さんのお父様が大手ディーラーから独立し1966年に開業しました。当時は二又瀬寿町という地名だったため、おめでたい「寿」の字にあやかって寿モータースと命名しました。創業して半年後に古澤さんが生まれます。会社を継ぐこと反発していた時期もありましたが、父の背中を見て自然と同じ道を志すようになり、工業系の高校と大学に進学して自動車整備士の資格を取得しました。大学卒業後はお父様も勤めていたディーラーで8年間修業し、31歳で寿モータースに入社、44歳の時に代表に就任しました。

会社の強み

 寿モータースの強みは車検・整備、板金・塗装までを自社工場内でできること。大手ディーラーでも板金は郊外の工場で行っていることが多く車両の移動でロスが出ますが、寿モータースは作業時差がない分短期間で納車することができます。また、規模が大きい会社ほど作業を進めるのに色んな段階を踏まなければならず、どうしても時間がかかってしまいます。それに比べ、寿モータースは小規模だからこそお客さんの希望がすぐに共有され、スピーディーな対応が可能となっています。

 さらに、一般車両だけでなく福祉車両の整備も行うことができます。福祉車両はスロープや車椅子を昇降するリフトなど故障しやすい部分が多く、定期的なメンテナンスが必要になります。このことを病院や老人ホームに発信し、これから営業に力を入れていきたいと古澤さんは言います。

同友会の学び

 古澤さんが同友会に入会したのは会社を継いで3年後の2013年。入会後すぐにあすなろ塾と経営指針作成セミナーに参加して経営指針書を作成し、会社の在り方や方向性を明確にしました。特に「労使見解」を学んだことは大きく、社員との接し方を意識するようになりました。以前は3年経たずに辞められることが多かったですが、現在は退職も減り社員4名のうち3名は10年以上勤めています。

 また、入会して様々なことを学ぶ中で、可能な限り現場を離れるようになり、目先の仕事ではなく5年先・10年先を見据え経営者として何をすべきか考えるようになりました。毎月のミーティングも入会前はトップダウンで資料もなくその場限りの言葉でしたが、現在はB5用紙一枚に目的や課題を書いて話し合い、工場と事務所の目につく場所に貼っていつでも見られるようにしています。こうすることで社内共有が強くなったと言います。 

 最近ではかすや支部の会員から自動車整備は値段がよくわからず敷居が高く感じると言われたことを受け、早速メニュー表を作成しました。会社のブログでも車に関する豆知識やプライベートのことを載せるなど工夫しています。

今後の展望

 自動車業界はまさに変革の時を迎えており、EV化や自動運転など技術革新が進み、自動車整備業界も対応を迫られています。対応するためには整備士の研修や多額の設備投資、また設備を導入するためのスペース(土地)も必要になります。どこまでを外注し、どこまでを自社で対応できるようにするか精査しなければならないと古澤さんは言います。

 また、社内では仕事の値段によって決定権を委ねるなど社長がいなくても回るような組織づくりが必要だと考えています。経営者がやるべきことと社員に任せることを明確にするのが目的です。他にも最近取り沙汰されているSDGsへの取り組みなど学びたいことはたくさんあります。

「同友会の活動が自社と会員企業の成長に繋がるよう経営者として楽しみながら学びます」とおっしゃってくれた古澤さん。今後益々のご活躍を期待しております!ご協力ありがとうございました。(事務局・本村)

会社名:有限会社寿モータース
代表者:古澤 正也
所在地:福岡市東区二又瀬18-16
創 業:1966年
H P:https://kotobuki-motors.com/
理 念:「人と車がつながる豊かな人生に貢献します!」
     一.私達はお客様と車を結ぶ良きパートナーとなります。
     一.私達は謙虚な心、感謝の心でお客様、取引先、社員の幸せを創ります。
     一.私達は安全・安心のサービスを提供し共存共栄の精神で地域社会に貢献します。

2021年11月16日

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