第11回未来塾活動報告(最終回)と まとめ「ファイブウェイポジショニングを用いたワーク&スピーチ」

 今期の未来塾は「悩み・話し・自分なりの答えを出す」ことを重点に進めています。自社概要と、現状それから何年後のビジョンポジショニングの考察を報告頂き、報告内容への質問までが前半。後半は参加者それぞれにビジョンポジショニングを考え発表頂き、他者の意見を聞くことで俯瞰視したビジョンを考えられる時間にしています。

 今回は建設業と清掃業を行われている会社で、現在の業務状況や今後の展望について、写真やHPを見ながらご報告いただきました。ご自身のこれまでの歩みや性格も含めてお話頂き、トップダウンやご自身がキャパオーバーな状況、それから清掃業をプレーヤーとして続けたいが建設業も継続する意思など、率直な意見を頂いたことでポジショニングについては多種多様な意見が出ました。おそらく、会社運営と個人理念の相違が原因と思われます。

 5年後のポジショニングついての討論は、報告者がサービスと経験価値を重視された中で、参加者平均は商品と経験価値が重視されました。参加者は当日の報告を聞く中で清掃業のプレーヤーとして思いを重視されたからこそ商品や経験価値に集中したように思います。アクセスに注目された参加者も多く、職人的な部分の伝え方・伝え先の工夫や、報告者自身の業務を選択・分配を明確にすると状況が大きく変わるのではないかなど多種の意見がありました。営業範囲の増減や同業者との全国的な連動についても議論が交わされていました。

 多種な意見の中で、理念と実業の相違をどう折り合いを付けていくのかを考えさせられる会になりました。

 下記の表は、報告頂いた方の意見と参加者の平均を表に落とし込んだものになります。今回の報告で一度完結と言うことになりますので簡単ですが年間考察をさせていただきました。内容は表の通りなのですが、年間のデータをとる事で会毎と別に考える資料になったのではないかと思います。

 多くの参加者がいることが前提の勉強会でしたが、沢山のご協力を頂いたおかげで通して楽しく運営させていただきました。引き続き新体制で未来塾も継続します。ご興味がある方は気軽にご参加ください。ゲストさんも歓迎いたします!

2025年4月20日

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