福岡県八女郡広川町にある(株)鹿田産業の本社を訪問し、代表取締役・鹿田和正さんからお話を伺いました!
(株)鹿田産業は、大正元年の創業以来、竹を用いた伝統的な「八女すだれ」を守り続けている歴史ある企業です。
○「八女すだれ」を形作る職人の技
「八女すだれ」と呼ぶためには、厳しい条件があります。
・素材: 八女地域の竹を使用すること。
・製法: 足踏み織機を用い、経糸を捻って編む「ねじり編み」で仕上げること。
・仕上げ: 手作業で「節(ふし)」を揃え、縁を縫い付けること。
等々
かつて、すだれ製造会社は八女に数十件ありましたが、現在は3社程度しか残っていません。竹を切る人や職人の減少という課題に直面していますが、鹿田産業では今もなお、熟練の職人たちがその技を継承しています。
○隈研吾氏が手がけた空間と、グローバルな展開
事務所の隣には、建築家・隈研吾氏がデザインしたショールームが併設されています。竹の工芸品が並ぶ空間は圧巻で、日本伝統の「室礼(しつらい)」の美しさを改めて感じることができました。
現在、竹素材はサステナブルな素材として世界的に注目されています。海外のホテルやインテリアでも、鹿田産業の製品が数多く採用されています。
○今後の挑戦
鹿田産業は今、竹や籐といった伝統素材に加え、ココナッツなどの新しいサステナブル素材の活用も進めています。伝統を守るだけでなく、時代に合わせた「天然素材室礼業」を目指す同社の姿に、強い情熱を感じました。
【社名】株式会社鹿田産業
【創業】1912年
【会社所在地】福岡県八女郡広川町太田428
すだれ製品 / 製造・修理・販売
籐製品 / 輸入・販売
ムートン製品 / 輸入・販売
国産い草製品 / 国内仕入・販売
カーペット製品 / 輸入・国内仕入・販売
地域工芸品 / 仕入・販売
【主要事業種】室内装飾品卸売業

