9/4(木)~9/5(金)に、東京・京王プラザホテルにて「第28回 女性経営者全国交流会」が開催されました。今回の女性経営者全国交流会は「GRADATION 咲き誇れ、じぶん色、みんな色」というテーマで開催され、日本全国より1,000名を超える中小企業経営者が集まりました。
一日目は、11の分科会報告があり、私は第3分科会に参加しました。第3分科会は「経営者として姿勢の変化~社員との信頼関係が企業の成長の源~」というテーマで、大阪同友会の合同サービス配送・樋谷氏よりご報告いただきました。会社を引き継いだのはいいものの、資金面や社員との関係等悩みが尽きなかった樋谷さん。しかし、経営を学び頼れる仲間がつくれたことで、社員へ理念が共有できるようになったり社内に自身の居場所ができたりと良い変化が生まれました。経営者としての苦悩を様々感じていた樋谷さんですが、仲間をつくりながら目の前の課題に取り組んでこられた体験を赤裸々に語っていただきました。
二日目は、老舗の和菓子メーカーである船橋屋の神山 恭子氏による記念講演がありました。会社への強い愛があり船橋屋へ新卒で入社され、社長まで昇りつめました。人材教育や新商品開発等これまで力を注がれた取り組みをお話しいただき、情熱を感じられる報告となりました。
第28回 女性経営者全国交流会は全国同友会会員の熱量を感じた全国交流会となりました。経営者として社内環境や財政面等悩みは尽きないかもしれませんが、そんな中でもできることは課題に真摯に向き合い、学びを実践することであることを再確認することができました。
