2025共同求人・社員教育活動全国交流会in北海道が開催されました

2025年6月17日(火)~18日(水)に、2025共同求人・社員教育活動全国交流会in北海道が開催されました。『発祥の地「北海道」から切り拓く共同求人と社員教育の未来』と題し、共同求人活動発祥の地 北海道を舞台に、共同求人活動と社員教育活動に関する学びの場となりました。

1日目は4つの分科会が開催され、私の参加した第1分科会では、文化庁次長の合田哲雄氏から教育の変化について報告されました。
持続可能な社会の担い手を育てるため、学校と社会の連携・協働が重要視され、多様な生徒に対応するためのGIGAスクール構想として、生徒1人につき1台の端末が与えられるデジタル化が進められています。これにより、今までの点数だけで判断する画一的な試験からレポートや創作物、取り組んだ過程などが評価されるIRT、CBT方式のテスト導入の可能性が話されました。これらに対応するため、「好き」を大切にする学び、多様性を受け入れる教育、デジタル技術を活用した個別最適化された学びの実現、学校の主体性と社会との連携、そして大人側の意識改革の重要性を感じました。

2日目の全体会では、3名によるパネルディスカッションが展開され、社会教育活動の原点からこれからを考える機会となりました。「企業にとって必要な人材を育てるのではなく、まっとうな人間を育てる」社員教育をすることが、よりよい地域をつくる社会教育活動につながります。企業が地域社会と連携し、社員一人ひとりが人間として成長できる環境を築くことが、持続可能な企業経営と社会の発展に繋がると感じました。

2025年6月20日

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