2026年2月27日(金)ランヴィエール勝島(柳川市)にて、県南地区4支部(久留米支部・大牟田支部・有明支部・りょうちく支部)による合同例会が行われました。今回の例会は県南地区が主催し、同友会の地域づくり活動として、「共育型インターンシップ(インタビューシップ)を学ぶ」と題して行われました。

<共育型インターンシップ(インタビューシップ)とは?>
「共育型インターンシップ」とは、山形大学の松坂暢浩教授が提唱した新たなキャリア教育の形で、山形同友会と山形大学が連携して始めた授業が始まりです。
従来の就業体験のインターンシップと違い、生徒が学ぶだけでなく、「インタビューアー」として学生は企業や社員へ様々な「インタビュー」の対話を通して働くことを学ぶことを通して、企業側としても自社を見直す絶好の機会となり、経営者・社員が共に学び合える様々な気づきや学びが得られるまたとない機会になっています。
その後、香川同友会と香川県・三木高校の教員の方が、このインタビューに特徴があることをとらえて、「インタビューシップ」との造語が名づけられました。
今回、福岡同友会の県南地区では「共育型インターンシップ(インタビューシップ)」を始めて九州大谷短期大学と行い、また大牟田支部が福岡県立ありあけ新世高等学校と2度目に取り組んでいます。
参加企業と実施した学校教員の方に登壇いただき、“企業も” “生徒も” “地域”も良くなるキャリア教育の実践報告となりました。

<九州大谷短期大学>
九州大谷短期大学では、「キャリア実践Ⅰ」授業でインタビューシップの取組を行いました。インタビューシップの発表会の授業では、学生が仕事に対するイメージの変化を発表。

【学生の仕事に対するイメージの変化】
・「仕事は難しく責任が重く怖いイメージだったが、学びや達成感を得られるもの」
・「怒らずしうぃじをうまくこなしたり、お金のために働くものだと思っていたが、その中でも自分で考えて自主性を大事にしたり、技術や知識を身に着けることが大事」
・「好きなことや仕事の内容で職業を選んでいたが、生き方を考え、幸せや貢献を仕事に結びつけ、大事にしたいことを見つける」
・「働くことは人の役にたつことで、職業は選択肢のひとつ」
【気づき】としては、
・「見習いたい気づかいや考え方があった」
・「責任を持って行動したい、しっかりした考えを持ち、相手のことを考えて発言したい」「まずやってみることが大事」
・「可能性や潜在能力を自分で狭めていたのではないか」
・「自分の仕事と生き方がマッチしていれば、どんな仕事でも頑張れる」
・「進路について家族と話す事が増えた」
などの前向きな意見や、自分の可能性を広げようというような意見がみられました。
【九州大谷短期大学インタビューシップ 参加会員企業 計9社(順不同)】
・有限会社アサノ自動車
・有限会社大坪物産
・川島運送株式会社
・合資会社こちら総務部
・株式会社Reクリエーション
・金華園
・宮田織物株式会社
・新生メンテナンス株式会社
・株式会社アズマ
<福岡県立ありあけ新世高等学校>

ありあけ新世高校では様々な項目でとられたアンケート内容を紹介。
「働く大人のカッコよさ」についてアンケートを生徒に取ったところ、「地域や大牟田のために働いていて、今の大牟田を作っているところが良く、私も将来そんな働く大人になりたい」「お客様のことを第一に考えるし姿勢、笑顔」「学ぶ続けるところや自分が何をすべきかで、どう判断するのが良いかを考えて行動するところ」「自分の為だけではなく、周りの人のことを考えている。」「自分や家族の生活のために、日々の仕事を一生懸命行っている」「ひとつひとつの仕事を怠ることなく、丁寧にお互いに協力し合えている」などの回答があったと報告されました。
まとめとして、①地域活性化の想いや希望など「働くことの良さ」を考えることが出来た、②「インタビューを行う事で、職業理解を深め、自らの生き方について考え、自分の将来について考えるプログラムになった」「学びを自分の言葉で表現する力を育成することが出来た」とまとめられました。
みなさま、お忙しい時にありがとうございました! 来年度も、生徒・学校も、企業も、地域も良くなるインタビューシップに取り組んでいきましょう!