2026年1月 久留米支部・りょうちく支部新春講演会が行われました!

2026年1月16日(金)ハイネスホテル久留米にて、久留米支部・りょうちく支部新春講演会が行われました! 参加者は111名でした(報告者除く)。

報告者は株式会社コスモスチール代表取締役会長の原田敏光さんです。(北海道同友会札幌支部)

株式会社コスモスチール ホームページ 
https://cosmo-st.com/

報告者のHさんは元国鉄職員。国鉄民営化の際の退職金を元手に物販棟に挑戦するもうなくいかず、世の中の厳しさを知ります。29歳の時に鉄加工に携わるきっかけがあり、アルバイトをしていたところ、社長から、原田さんのことを「器用だけれども、何も掴まないで終わる人間たちを俺はたくさん見てきた」と話された言葉に衝撃を受け、「この鉄の加工で頂点を極める」ことを決意し、創業されました。

創業以来、財務的な危機、社内の人的な危機、1990年代の貸しはがし問題に直面、度重なる大病を患うなど、筆舌に尽くしがたい苦難を乗り越えていきます。

同友会では「人を生かす経営」を学んだが、度重なる病にそもそも「人を生かさないと企業存続ができない」状況だったと話す原田さん。そうした苦難から、ご両親のお言葉から、「『器作り』は社長自身から行う」と考えます。会社は「社会人」として「人」 を育てる場所。個人の人格形成が、会社の土台を強くする。何よりも経営者自身が人格を磨か なければ、誰もついてこない。苦しい時、楽な道に逃げそうになる自分をこの理念が引き戻してくれると言います。

<同友会での経営指針>

北海道同友会では2007年に経営指針を成文化しました。その時のワークシートには以下のように書かれていました。

1、何のために経営しているのか →人生、悔いのないものにしたいため
2、どのような会社にしたいのか →自分の従業員に誇りの持てる会社
3、大切にしている価値観 人生  →反省・感謝・和 自分らしさ
4、顧客、取引先、仕入先に対する基本姿勢 →お互い利益を享受できる関係づくり
5、社員に対する基本姿勢 →有限実行する事で信頼関係をつくる
6、地域社会や環境に対する基本姿勢 →生活させて頂いていることに対して感謝と、仕事以外でも自分達の出来る範囲で奉仕をしていく。

原田さんは、「18年前に書いたことを今も変わらずにやり続けている。この理念は間違ってなかった」と力強く話されました。同友会で経営を学び、「社員と共に」を愚直に取り組んできた結果、指針に掲げてきたことを実現してきたと言います。

業績の転機としては、東日本大震災の復興需要に応えられる体制を整えられていたおかげで、売上を大きく伸ばしました。外国人技能実習生の受け入れも積極的に行い、また目標の鉄骨のHグレード取得、第2工場新設、国産先端半導体工場建設プロジェクト参画など、ビジョンを語り続け実現してきました。

そして、現在の経営理念がこちら。

「わたしたちは、仕事を通し、感性を磨き、人としての人格形成を目指します。」
「わたしたちは、誇りのもてる会社づくりに努力しつづけます。」
「わたしたちは、お客様と仕入先、地域社会から信頼され、貢献できる人間集団になります。」

 まさに「ものづくり」だけではない「人づくり」の会社へ成長していると感じました。遠方の北の国からはるばるお越しいただき、ありがとうございました!

祝賀会では御礼と感謝の気持ちを込めて、会員企業の銘菓をお渡ししました。

2026年1月23日

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