2025年11月13日、創業５１年目を迎えた（株）エフ・ティ・シー通信の岩本博会長を訪問しました。もともとは大手企業の商品を売る代理店からスタートしたエフ・ティ・シー通信。運送業者のお客様の「困った」にこたえるため、自社独自の商品を開発し、改善を繰り返すことでお客様に支持され続けています。
「昔は同友会の会員さんと、競い合うようにして新商品を開発してきたよ」と振り返っていただきました。
最近、新商品として「ゴミ収集専用ナビ トラトラ」を開発されました。新しい人を採用したら当日から働ける、暗い中でゴミ収集するときにルートや収集場所を間違えないなどの工夫が凝らしてあります。ゴミ収集はやっていて当たり前、収集できていないとクレームになってしまう業界のため、収集現場のトラブルを解決したいという思いで、開発されました。
「同友会で経営者どうしが世の中の変化を出し合い、そこを認識しあうということがとても大切だし、変化をきちんと知った上で、企業経営のかじ取りができるかどうかで、結果は大きく違ってくるんだよ」「人手不足の中、どうやって業務を合理化、効率化できるのかを考え、各企業の手助けをするのが自社の仕事です。」と明確にお話ししてくださいました。
同友会では支部長、地区会長、代表理事を歴任していただいた岩本会長。
経験に裏づいた確信をつくお言葉の数々に、とても感銘を受けました。