8月28日(木)~29日(金)第9回経営労働問題全国交流会が茨城県の水戸市にある水戸プラザホテルにて開催されました。テーマとして『変革を成せ ~激変の外部環境を受け止め、 経営指針の実践で作る強靭な企業~」と題され、約300名の中小企業家が学び合いました。
1日目は、中同協経営労働問題委員長の山田 茂氏(株式会社山田製作所 大阪同友会)より『「人を生かす経営」で未来を拓く』と題して問題提起がありました。今年は中小企業における労使関係の見解(労使見解)が発表されて50年という節目で、労使見解が発表された背景、経営指針の重要性、そして企業変革支援プログラムの活用などについて報告がされました。
続いて事例報告が2つありました。最初は有限会社歌舞伎あられ池田屋 代表取締役 池田 裕児氏(茨城同友会)より、『変革への一歩 ~伝統を見つめ直し、未来を切り拓く実践~』と題して、次に有限会社田中製作所 代表取締役 門田 悦子氏(岡山代表理事)より、『変革を力に ~経営者の覚悟と「労使見解」』と題して報告がされました。
2日目は、駒澤大学名誉教授 吉田 敬一氏より『「労使見解」発表から50年、 人間尊重経営の本質とは』と題して基調講演が行われました。
発表後、50年経っても色褪せるどころかますますその存在価値を高めている書籍「人を生かす経営・中小企業における労使関係の見解」は、事務局でも取り扱っていますので、興味ある方は事務局までご連絡ください。
