７月の南支部例会はテーマ
『シフトチェンジへの挑戦
～もがき苦しんだ末に自立型企業へのシフトで掴んだ勝機～』
株式会社アーキテックス 栗山浩さんの経営体験報告でした。
７月例会担当の南支部Growupブロックでテーマを決定するのに
ブロック会で参加者から現在の経営課題を出し合い
共通課題として出たのが、“チェンジ”でした。
課題はわかっていても、現状を変えるって難しいよね…
軸を変えずに、少しだけチェンジすることはできないか？
“シフトチェンジ”ってこと？でも、どうやるの？？
この“シフトチェンジ”に挑戦した会員の方から
経営体験報告をお願いしたい！ということでしたが、
会歴が浅いブロックメンバーの中では報告者がすぐには見つからず、
支部役員の中で候補として栗山さんの名前が出来たときは
？？？そ、そうなんですか？？！！というのが正直なところでした。
少しだけ栗山さんの今の事業に至るまでの経緯を聞くと…
ぜったい報告して欲しい！
そう願って栗山さんがほろ酔いの時をみはからって
オファーをしたところＯＫをいただき
７月例会当日を迎えることができました。
報告の冒頭は、会社の２０周年記念のために社員さんが作られた
会社紹介ムービーが流れ、コメディちっくに始まりましたが、
しだいに栗山さんの仕事への思いや、お客様と社員さんとのやりとり、
アットホームな中に、住まい（住宅）作りへの情熱が感じられる
素敵なムービーでした。
その後、栗山さんの報告が始まり、
ゼネンコン下請けをしていたお父様の会社の手形不渡り、
予期せぬ事業承継、そして、お父様の会社の倒産などなど、
栗山さんだからこそ語れる生々しい過酷な経営難の話を聞き、
自分だったら…と会場の皆さん真剣に聞き入っていました。
経営難を乗り越えるためにそのお父様が独断で設立させたのが、
栗山さんを代表とする株式会社アーキテックスでしたが、
この経営難を乗り越えるため、初めてとも言える経営判断の結果、
何とか乗り越えることができ自信もついたそうです・・・
ただし、それは今思えば“変な”自信であったと話が続きました。
好調な経営は、リーマンショックの煽りを受け一気に悪化し苦境に立たされ、
ゼネコン下請けのままで良いのかという葛藤が生まれ
現在の事業「住宅事業」へシフトします。
事業を軌道に乗せるために
まさに“もがき苦しんだ”栗山さんと、そして社員さんたち
同友会を活用したり、社員さんの自主的な営業努力で新規事業も軌道に乗り始めた…
まさに波瀾万丈な栗山さんの経営体験報告でした。
グループ討論テーマは、
「5年後10年後に向けて、なにかしらの変化やシフトチェンジの必要性を感じていますか？
また必要と感じている場合、どんなことが想定され、何が重要になると思いますか？」
何かしらの事業の変化、シフトチェンジの必要性を感じている会員ばかりで
ゲスト参加された方がも熱心に討論に参加され
各テーブル盛り上がっていました。
討論のまとめでは、最後に例会にゲスト参加していた
アーキテックスの右腕社員の方の
討論のまとめと、栗山さんへの熱い熱いメッセージで締めくくられ
会場にいる方も栗山さんも目頭が熱くなる一面もありました。
座長のまとめは、我が南支部Grow up のブロック長 右寺武志さん
右寺さん自身もシフトチェンジに挑戦されている最中で、
栗山さんの経営体験報告から学びを得たいと企画されました。
実際例会づくりをする中で、栗山さんのシフトチェンジは
右寺さんの言葉を借りれば
「覚悟」
を感じるものでした。
やるかやらないか、本物を追求する覚悟、
それが社員さんにも伝わり
会社を支える右腕左腕の社員さんの成長など
シフトチェンジに必要なものを多く学べた
栗山さんの報告だったと思います。
当日の例会参加者は、７７名！
栗山さん経営体験報告ありがとうございました！！
懇親会は、例会会場徒歩３分の
「益正 北天神店」にて。
５９名もの方に参加していただいて、
最後の最後まで大盛り上がりの
福岡県同友会南支部
７月支部例会でした！！
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
▼南支部の年間カレンダー（※日程は変更している場合もありますのでご注意ください）
http://www.fukuoka.doyu.jp/blog06/wp-content/uploads/2018/04/2018schedule.pdf
▼入会条件はこちら
https://www.fukuoka.doyu.jp/admission.php
▼福岡県中小企業家同友会を詳しくしるにはこちらをご覧ください。
http://www.fukuoka.doyu.jp/
▼南支部の詳しい内容はこちらから
http://www.fukuoka.doyu.jp/blog06/?page_id=1298
▼そしてお問合せはこちら