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自主・民主・連帯の精神(じしゅ・みんしゅ・れんたいのせいしん)

現在、すべての都道府県に同友会が存在し、4万1千名を超える組織にまで成長できた要因としては、自主・民主・連帯の精神にもとづく会運営に徹してきたことがあげられます。私たちはこの精神を、次のような内容として理解し会運営にあたってきました。

自主

「自主」とは、二つの意味があります。一つは、同友会は他のいかなるところからも政治的、経済的な干渉や支配を受けないということです。
もう一つは、行事への参加や企画、提案については会員の積極的な意志を尊重するということです。つまり、会の主体性を守るということと、会員の自発的参加を基本にするということです。

民主

「民主」にも、二つの意味があります。一つは、会の運営を会員の要求や意見に基づいて行い、一部の人による独善的な運営とならないようにするということです。
もう一つは、民主的なものの見方や考え方を会外にも積極的に広めていく、とりわけ企業内で実践していこうということです。
このことによって組織の自浄力は強化され、健全な発展が保障されます。

連帯

「連帯」は、内では会員同士が同じ目的の実現めざし力をあわせていこうということと、あらゆる階層の人たちと手をとりあっていくという外に向けての協力、団結を進める意味とがあります。
特に、会内では会員相互の研さんを通じての深い信頼関係をベースに、高い次元での“あてにしあてにされる関係”が連帯の中身として理解されてきています。

自主・民主・連帯の精神は、同友会運動の歴史の中で、その意味が吟味され練り上げられてきたものです。
これは、同友会運動の基調というよりも、家族、企業、社会など、あらゆる組織、人間集団のあり方を示す普遍性をもっているといえます。

同友会は創立以来、「人間尊重の経営」をめざす活動を展開してきました。

このことは、「中小企業における労使関係の見解(労使見解)」(1975年発表、注3)や、「21世紀型中小企業」(1993年発表、注 )の中にも貫かれています。
「人間尊重の経営」の考え方の基本となるのも自主・民主・連帯の精神です。

「同友会運動の発展のために」より

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