2018年度情勢勉強会「情勢認識を深め、自社の経営方針を策定しよう」

20181015日(月)150018302018年度情勢勉強会が開催されました。報告者は、中同協専任講師の松井清充氏で、「情勢認識を深め、自社の経営方針を策定しよう」をテーマに報告頂きました。会員45名、他団体7名、事務局9名の合計61名が集い、学びを深めました。

激変する世界情勢を知り、全国の中小企業の実践事例を参考に、自社にどう生かすのかを報告されました。 

 報告する松井清充氏

<主な報告内容>

・世界経済の動向と日本経済に与える影響

・中小企業の景況と課題

・多発化する自然災害とエネルギーシフトの動き

・福岡の地域経済の動向と主な業界の当面の動向

・経営指針の見直しと全国の実践事例

 グループディスカッションの様子

報告の中でも特に印象に残ったことは、高齢化・過疎地では中小企業がなければ生活できないということでした。過疎化が進んだ地域では高齢者の生活に密着した多様なニーズがあり、地域を守ることを自社の存在意義として生活支援業に取り組まれている企業の事例を聞きました。世界情勢が地域に影響を及ぼす今の時代で、地域に生きるためには、「自分の企業を良くし、地域で雇用すること。それが地域をよくする」ということを学びました。

人を生かす経営を実践して人が生きられる地域をつくる同友会運動を進めていきたいと思いました。(事務局 都留)

2018年10月30日